8月19日、
北海道技術・家庭科教育研究会の後援による
「和服着装指導者育成講座」を開催いたしました。
中学技術家庭科教諭の皆さんが
実際の教育現場で和服着装の指導を行うため
基本的な知識と技術を身につけていただくプログラムとして
毎回札幌市内・近郊の学校からご参加いただき
今回で5回目をむかえます。
まずは
日本時代衣裳文化保存会理事 佐藤豊朱先生による講義からスタート。
今回は日本の文化をより理解していただくため、
知っているようで意外とわからない事だらけの
「五節供」について学んでいただきました。
人日・上巳・端午・七夕・重陽それぞれの由来や行事、
ひとつひとつの意味合いを改めて考えます。
そして、浴衣の着つけへ。
以前にご参加の方も多く、皆さん比較的スムーズに。
ご自分で着られるようになるのはもちろんのこと
「生徒にはこんな風に言えばわかりやすいですね」と、
実際に指導する場面を想定しながらすすめていらっしゃいました。
さらに今回はマナーとして、
「茶菓の出し方いただき方」をとりあげました。
節供同様、普段あまり意識せずにしている事ですが
動作の意味を理解すると、
「心」がこもり、「形」(見た目)が美しくなります。
実際に和菓子をいただきながらの茶話会となり
みなさんの工夫をこらした授業や今後のきつけ授業の展開など
おおいに話が弾みました。
先生から生徒へ、
着つけを通して美しい日本の心をお伝えしていただけるよう、
きものDoがお手伝いさせていただきます!
0 件のコメント:
コメントを投稿